2005年08月

大和哲也VS大石駿介

昨日バトルフロント1にて行われた注目の1戦、「大和哲也VS大石駿介」
予想通りの接戦となりました。
この試合、自分はレフリーとして1番近くで「観戦」させてもらいました。
一夜明け昨日の試合を冷静に振り返ってみましょう。
12時半に会場入りした自分は関係者への挨拶より先に両選手の激励に控え室へいきました。
両選手共に変なナーバスな雰囲気もなく自信たっぷりの余裕の笑顔でお互いに「プロ」の顔をしていました。(駿介はまだ16歳のためまだですが)
お互いがこの試合の為に苦しい練習をしてきたという自信が「絶対勝てる」という信念を生み出します。
「この試合、絶対いい試合になる!」と感じました。
さて、3時50分、グローブマッチ開始、第1試合、青コーナー駿介から入場、
2005082828e8836c-s_1.jpg自らが選んだ曲、故アンディフグのテーマソングだったクィーンの「we will rock you」にのって入場。
対する赤コーナーから大和哲也、小さい頃から哲也を1番可愛がっていた姉の選曲、氣志団の「ワンナイトカーニバル」が流れると両選手の応援団が更に盛り上がりその中になんともいえない緊張感が会場全体に高まっていく。
「大和哲也VS大石駿介」と言うより「大和ジムVS大石道場」という看板をかけた試合だという意気込みは両選手のリングネームからも伝わってくる。
さて、そんな中で迎えた第1R、意外と静かな立ち上がりから中間距離での探りあいが続く。
そんな中で駿介のローキックに対して哲也の左ジャブ、右ストレートが効果的に決まる。
本来駿介はスピードあるヒットアンドアウェイを使ったアウトボクシングの上手い選手だが、哲也は重心を低くどっしり構え、駿介の動きにカウンターを合わせて行くと、明らかに駿介の表情に「いつもと違う」といった焦りが見え隠れする。
2R、哲也のカウンターに対しての駿介の焦りが出ると更にパンチのフェイントからの右のローキックもあたり始める。
しかしここから駿介のハートの強さが出始める。
パンチの勝負に出てきた哲也に対し駿介は真っ向から打ち合いに挑む。
2R中盤あたりからお互い足を止めての打ち合いになり駿介の右ストレート、左フックのクリーンヒットが何発か入る。
しかし、哲也も打ち返ししっかり顎を引いて気持ちが前に出ている打ち合いなので確実なダメージにはならない。
そして迎えた最終ラウンド、大石陣営はポイントでは負けていると判断し勝負に出る。
ゴングと同時に打ち合いに行った駿介に哲也が迎え撃つ。
これぞ格闘技の醍醐味といった激しい戦いの中で駿介の左目の下の辺りがパックリと割れた。
激しい出血だったのでタイムストップしドクターチェックに入る。
傷口は約2センチ、少し深いが「まだやれます!」と詰め寄る駿介とセコンド陣に「続けさせるが出血がひどくなってきたらストップする」と告げ再開。
もう後がない駿介は猛然と襲い掛かり迎え撃つ哲也。
見る見る駿介の顔が再び鮮血に染まって行く。
残り時間1分30秒を過ぎた辺りであまりにも出血がひどくなってきたのでストップ、哲也のTKO勝ちを告げた。
今回の哲也の勝因はどっしりした落ち着いた構えで駿介の動きが良く見えていた事。
本来駿介の距離は更にもう1歩踏み込んだ距離、しかし哲也は1Rの立ち上がりで駿介が踏み込んできたところに左ジャブ、右ストレートといったカウンターを合わせ入りにくくさせた。
お互いの勝負所だったのは2Rの中盤辺りの打ち合い、駿介は哲也があれだけどっしり構えているから正面から打ち合わずにもっと捨てパンチやフェイントを使って左へ回り込んでから蹴り技につないでいけば展開が変わっていただろう。
哲也はパンチにこだわりすぎ重心が前にかかりすぎていたため前蹴りやミドルキックが出ていなかった。中間距離でミドルキックを当てた後、重いパンチを返していけばKOチャンスもあったのでは。
さて、この名古屋のホープ同士の戦い、是非プロのリング再戦させたい!
若さ溢れるこの二人の戦いは高齢化してきたキック界に新たな風を巻き起こします。
是非、何年か後に名古屋大会で見たいですね~


慌ただしい中で

P7280070.jpg
ジムオープンも間近に迫ってきましたが大和ジムHPにて紹介して頂き激励のコメントも頂きありがとうございます。
2月15日に現役時代から13年勤めていた会社を辞め6ヶ月かけてなんとかここまで辿り着きました。
常に今まで自分の人生の35年間不安も失敗もすべて笑いのネタに変え常に前だけ向いて歩いてきました。
その気持ちは今も変わらずその気持ちをジム生達に伝えていきたいと思います。
辛い事、苦しい事に真正面から立ち向かい常に明るく笑顔でいられる強い心を持ってほしいです。特に好きな人に振られたときなんか・・・・・・これはさすがに凹みますかね。
辛いときに笑えたり苦しい時に明るくいる事というのは非常に簡単そうで難しい事です。
人間の体の中で動かすのが一番難しいのが「心」なんですよね。
苦しい時に「もうだめだ~」と思うか「まだいける!」と思うか。
心の中の気持ちを切り替えるだけでだめと思う事もできてしまうんですよね。
そんな願いを込めてGET OVER(乗り越える)と言うジム名をつけました。
今後の予定としてはオープンしてジム内のスケジュールがスムーズに進むようになってきたら自分が戦ってきたNJKFに加盟しようと思います。
いろいろ夢はありますが1歩ずつ確実に歩いていきます。


看板が付きました!

P8240111.jpg
待ちに待った看板が今日付きました!
ごらんの通りド派手な看板です。
こだわりは得にありません。しいて上げるなら「GET OVER」の文字とKick Boxingの文字を分かりやすく目立たせる事です。
ただまだライトアップするスポットの配線がまだできてないので夜は見にくくなってますがここ2,3日で完成すると思います。
この看板のデザインと取り付け等はザ・ボディボックス代表の横地健氏の会社「アイワ工芸」さんでやってもらいました。
これでなんとか形にはなってきたのであとは注文してある商品の到着を待つのみですがこちらはギリギリになりそうです。

キックに歴史あり

今日GET OVERオープンと共にプロ志望の17歳の少年が入会しました。
彼を連れてきたのはあのかつて「小さな巨人」と言われた歴史に残る名選手、大沢昇と2度対戦し2度共引き分けた片山玄太さんです。
片山さんは現在56歳ですがとても56歳には見えない体で今でも仕事関係の若い人達を集めキックのトレーニングをしているそうです。
食事をしながら昔の大沢昇戦の話を聞いていたらさすがに顔つきをかえ力のこもった口調で話してくれました。
「俺は勝ったと思ったんだけどな~」と言ってました。
片山さんの頃のキックボクシングは黄金時代です。
層は厚く月1や月2で試合をしてた時代です。
名古屋でも興行を年に何度か打っていたそうです。
かつての名古屋からは何人か名選手が生まれています。
そんな地元名古屋に、そしてその名古屋のキックの1番の歴史を誇る大和ジムに誇りを持ち
戦ってきました。
そんな名古屋のキック界に今度は自分が恩返しをする番です。
そんな地元の先輩方の夢はもう1度名古屋でキックの興行をやってほしいという事です。
我々の年代が中心となり必ずやその夢を実現させたいですね。

GET OVERオープンまであと10日

何かとバタバタの毎日でジムオープンに向けて準備を進めています。
24日には看板も付く予定でジムらしくなると思います。
あとは生徒も集まりプロ選手を中心にジム内が活気付けばいいですね。
あっ、ジムのミットやグローブなんかだけがすべてタイ製で揃えたかったので注文したらオープンギリギリになりそうで心配です。
さて、そんなバタバタの毎日で気がついてみれば28日の愛知県安城市総合運動公園体育館で行われる「Battle Front 1」がもう来週に迫ってました。
この大会はだいぶ前からNewsの方でも紹介してましたが8月28日(日)安城市総合体育公園内の体育館にて開場AM11:00、試合開始PM12:00です。
この大会は各団体の空手チャンピオンが集まるトーナメント大会でその中にキックルールの試合が3試合組まれています。
その中の1試合は私がマッチメイクした試合でBRIDGEの若きエース大石駿介(大石道場)VS大和ジム期待のホープ大和哲也(大和ジム)の対決は17歳と16歳のホープ対決で注目のカードです。
私は哲也はもちろん駿介もよく知っていて駿介のコーチは私が以前大和ジムで一緒に練習していた後輩なのでいわば孫弟子、当日ジャッジをやる私としては白黒はっきりした結果となる事を願っています。
哲也は7月30日にデビュー戦を行い見事1RKO勝利、大和ジム側としては今回の駿介戦は単なる消化試合、9月24日にすでに決定している試合に照準を絞り来年には5回戦昇格を狙っているようです。
対する駿介側は哲也のデビュー戦の同日に行われた空手のトーナメント大会にてまさかの2回戦敗退、あくまでも空手家としての自分に誇りを持っている駿介はこのトーナメントで優勝し哲也戦へ駒を進めるつもりだった。
かなりのショックと自信喪失で練習もまともにできていないとの連絡だったが・・・。数日後駿介は某空手世界チャンピオンの下へ弟子入りし練習を再開。ヘビー級世界チャンピオンとのマンツーマンでのスパーリングを繰り返しボロボロになりながら自分を見直したようだ。
「絶対に負けん!俺が空手界に革命を起こす!」とどん底から這い上がった駿介は再び自信をみなぎらせる。
さて、この注目のカードを含むこの大会の詳しいお知らせやチケット情報などを知りたい方はGET OVERHPのemalにて受け付けておりますのでご連絡ください!

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